きゃろ子(娘)が生後1ヵ月~3ヵ月の頃。
悩みの種だったのが…
顔を引っかくこと!
朝起きると、赤ちゃんの鼻が頬、眉間に引っかき傷があるんです。
生後1ヵ月までの新生児期は、鼻や眉間にシュッと引っかいた短い傷ができていました。


ところが、生後1ヵ月を過ぎると顔に手を持っていくことが増え、どうやら意図的に引っかいているような…?
顔の引っかき傷も日に日に増えていきました。

と、保湿クリームを塗りまくるも、余計に悪化。
これ以上傷を増やしたくない…!とミトンを使ってみるも、ミトンを付けたまま顔を力いっぱい擦ってさらに悪化する事態に。


きゃろも顔を引っかかないようにと、あれやこれや試行錯誤しまくりました。
で、なんとか顔を引っかく対処法を見つけたので共有します。
【赤ちゃんが顔を引っかく】でお悩みのママさん、試してみてください。
目次
そもそも…赤ちゃんが顔を引っかく原因は?
そもそもどうして赤ちゃんは顔を引っかくのでしょう?
きゃろ調べ(助産師さん&ネット情報)によると、成長時期によって異なる3つの原因が考えられます。
赤ちゃんが顔を引っかく原因
- 新生児期は、本能で顔をつかむ
- 眠たくて目をこするときに引っかく
- 肌がかゆくて顔を引っかく
ひとつずつ見ていきましょう!
1.新生児期は、本能で顔をつかむ
きゃろ子(娘)が産まれたとき、自分の顔を手でつかんだ状態で出てきました。


助産師さん曰く、生まれたばかりの赤ちゃんは本能としてなんでも掴むそうです。
これは動物的な本能で、ママにしがみついて落下しないよう捕まる力が備えられています。
生まれたばかりの赤ちゃんって、指を近づけるとおもむろに握ろうとしますよね。
これも本能なんだそう。
でも、本能ですから、触れるものは何でもつかもうとします。
特に、手に近い自分の顔はつかみやすいというわけです。
そんな理由で、顔をギューっと掴んで引っかくことがありますが、生後2~3か月までに自然としなくなります。
2.眠たくて目をこするときに引っかく
これは、新生児に限らず赤ちゃんのあるある行動ですね。
大人もそうですが、眠くなると目をこすります。
その理由は、眠くなると目が乾燥するため、涙で目を潤そうと脳が指令を送るらしいです。

赤ちゃんも同じ理由で眠くなると目をゴシゴシ擦ります。
赤ちゃんは爪が当たらないように…なんて考えませんので、ありったけの力で爪を立ててこすっちゃいます。
3.肌がかゆくて顔を引っかく
きゃろ子(娘)の場合、顔を引っかく最大の原因が『肌のかゆみ』でした。
顔を引っかく頻度が増えてきたとき、ちょうど乳児湿疹ができ始めていたんですね。
当時のきゃろは乳児湿疹の知識が薄く、顔はお湯洗いのみで済ませていました。

乳児湿疹ができる生後1ヵ月頃、赤ちゃんは男性の思春期ほどの皮脂分泌があるそうです。

参考:ビーンスターク「赤ちゃんの肌のおはなし」より
そのため、皮脂分泌が過剰になる新生児~生後3ヵ月頃はベビーソープを使ってしっかり顔を洗い、オイル成分の少ない保湿剤で肌をうるおすのが鉄則。
のちに皮膚科を受診して、この事実を知りました。
乳児湿疹がおさまるまで、きゃろ子(娘)は顔がかゆくて仕方がなく、顔を引っかいていたんだろうなと思います。


なお、生後3ヵ月以降は、皮脂分泌量が急激に減るため、自然と乳児湿疹もおさまっていきます。
そのため、今度は洗顔を軽く済ませ、しっかりと保湿することが重要に。
特に乾燥しやすい秋~冬場は、こまめな保湿を心がけてください。
肌のバリア機能が強化され、痒みなどの肌トラブルが起きにくくなりますよ!

赤ちゃんが顔を引っかくときの対処法!
赤ちゃんが顔を引っかくときの対処法は、ずばり…
とにかく爪をとがらせないようケアすること!!
赤ちゃんが顔を引っかく原因が1~3のどれであっても、爪のケアは最重要です。
赤ちゃんが顔を引っかく原因
- 本能で顔をつかむ→爪のケア
- 眠たくて目をこするときに引っかく→爪のケア
- 肌がかゆくて顔を引っかく→肌トラブルの解決+爪のケア
きゃろは出産前に一般的なベビー用爪切りを購入していました。
↓こういうハサミタイプです。
しかし、このタイプの爪切りは、爪を短く切っても断面が尖った仕上がりになるんです。
そのため、爪をこまめに切っていても引っかき傷が絶えませんでした。
あと、なんといっても切りにくい…!

次に購入したのが、爪やすりタイプ。

爪やすりタイプは、赤ちゃんが動いて深爪になる心配もなく、安心して爪のケアができます。
そして何と言っても、爪やすりで指先を完全に丸めておけば、顔をかいても傷がつきにくいんですよ!

顔がかゆいときにミトンは逆効果!ストレスも!
赤ちゃんがひっかき傷を作らないように、とミトンで顔を触らせないよう対処するママもいるかと思います。
私もそうでした。

きゃろ子(娘)にミトンを付けたときは、ミトンを使って顔を掻くので余計に乳児湿疹が悪化してしまったのです。

ちなみに、きゃろが通っていた産院の助産師さんによると、ミトンは赤ちゃんの五感の発達を阻害するので、しない方が良いとアドバイスがありました。
【赤ちゃんが顔を引っかく対処法】赤ちゃん・ベビー用爪やすり おススメは3選
赤ちゃんが顔を引っかくときの神アイテム、ベビー用の爪やすり。
ベビー用の爪やすりには、紙タイプと電動タイプの2種類があります。
きゃろは先に紙タイプを購入しましたが、赤ちゃんが大きくなるにつれ使いづらくなり、電動タイプに変えました。


そのため、赤ちゃんの爪ケアは電動爪やすりを強くおススメします…!

第1位:【Combi コンビ】ベビーレーベルネイルケアセット
- ベビーとママ用アタッチメントが付いた6タイプのネイルケアセット。
- 赤ちゃんにはゆっくり、ママにはゆっくり&スピードアップが選べる2段階スピード設定。
- 左右どちらの手のお手入れもしやすい回転切り替え機能付き。
- ベビーの月齢や爪の状態にあわせて選べる3種類のアタッチメント。(新生児~OK!)
- ママのお手入れに合わせて使えるアタッチメント。
きゃろがおススメする爪やすり第1位は、『Combi(コンビ)ベビーレーベルネイルケアセット』です。
生後間もない赤ちゃんの小さな爪にも使いやすく、安全&簡単に爪を削ることができます!
あらかじめハサミタイプで爪を切っておく必要はありません。
これだけで爪をしっかり削れます。

使いやすさは動画の方がわかりやすいかと思いますので、こちらをどうぞ。
始めて電動爪やすりを使う場合は、自分の爪で練習してから使うと良いですよ!


第2位:ベビースマイル 電動爪やすり
- 選べる4種類の月齢別アタッチメント(新生児~OK!)
- スタンドにもなる携帯ケース付き
- 持ちやすいやわらかフォルム
- BPAフリー
きゃろがおススメする爪やすり第2位は、『ベビースマイル 電動爪やすり』です。
1位のコンビとほぼ同じような使い勝手ですが、異なる点はアタッチメントの種類と、手元を照らすライト機能がないことです。
その分、コンビよりお値段は手頃。
機能性よりお値段重視!という方におススメですよ!
第3位:ベビーキュピカ!赤ちゃん用爪やすり
- やさしく削って爪の長さをととのえるつめきり代わりに使えるやすりです。
- 粗さの違う両面仕様で爪の成長に合わせて使い分けできます。
- 1本ずつ切り取れる衛生的な使い切りタイプ。
- 1袋に7本入りの、2袋セット計14本入り。
きゃろがおススメする爪やすり第3位は、『ベビーキュピカ! 赤ちゃん用爪やすり』です。
最初にきゃろが購入した、紙タイプの爪やすりがコレ。
新生児~3ヵ月頃の薄く柔らかい爪なら、十分対応できます。
ただ、ある程度爪が厚くなってくる&動き回るようになる月齢には向きません。
基本の爪切りはハサミで、やすりを併用したい方におススメです!
赤ちゃんの顔の引っかき傷、いつまで続く?
きゃろ子(娘)の場合、乳児湿疹が顔を引っかく大きな原因だったので、湿疹がおさまった生後4ヵ月頃には頻繁に顔を引っかくことはなくなりました。
ただ、目をかいたりなど爪が顔に当たって傷ができることは1歳過ぎてもあります。
基本的に、電動の爪やすりで尖らないよう細めにケアしているときは、傷はほとんどできませんでした。
よって、爪をとがらせなければ、顔の引っかき傷を気にすることはほとんどなくなります!
まとめ
いかがでしたか?
たかが引っかき傷…されど引っかき傷…
赤ちゃんの顔の引っかき傷って地味ーに頭を悩ませますよね。
きゃろも、「可愛い天使の顔に傷が!!」
と、いちいちショックを受けてました。
顔を引っかかないように抱っこひもをして手を繋いだまま眠ったり…(笑)
でも、この記事で紹介した電動爪やすりによって、引っかく心配から解放されました。
ぜひ、試してみてください♪